2004年 08月 17日
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 ※ネタバレあり
遅ればせながら、お盆休みにやっと見た!
公開からだいぶ日にちが過ぎたので、映画館がすいててよかった~。
第一印象はやっぱり、「大人になったねぇ!」
ハリーの声はますます低いし(前作でもちょっと声変わりしてたけど)、ハーマイオニーは、もう「おしゃまな女の子」じゃなくなっちゃった。
私服のシーンが多くて、みんなますます大人っぽく見える。
魔法学校の制服がもう似合わないってことはないと思うけど、「可愛らしい制服姿」って感じじゃないんだろうなぁ。ちょっと淋しい?!
前回につづいて、原作を読んでからの映画鑑賞。
おかげで話はわかりやすかったけど、謎解きの楽しみがないのはしかたがないかな。
時間を巻き戻すところや、例の地図は、映像で見ると一目瞭然でいい。
ヒッポグリフもルーピン先生も、イメージどおりで良かったな。
シリウス・ブラックは想像よりも格好良かった!
ネズミのひとは、あんまりネズミすぎて(笑)
表面的なものは手堅く映像化してるな~ってかんじだけど、原作のメンタル面が描かれた部分が、あんまり出ていないかな。
ハリーの両親、とくに父親に対するこだわりがもう少しあったらなぁ。
そうすると、ラスト近くのシリウス・ブラックがもっと生きてくると思うんだけど。
ハリーって、ウィズリー家が嫌なだけじゃあないよね。
細かいところで、原作を読んでないとわからないだろうな、ってとこもあった。
あの地図の由来とか。どうして動物に変身するのかとか…。
ハーマイオニーの必死のガリ勉ぶりも、いまいちわかりづらい。
彼女、それがまた一生懸命で可愛いと思うんだけど。
これはやっぱり、映画と原作、両方とも味わうのが王道ってことかしらん?