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機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディションIII 「運命の業火」

いよいよ記念すべき(?)、私がガンダムSEED DESTINYに、はまっちゃったあたりがやってきましたよー。さてさてさて、いま新たにスペエディで見るとどう感じるのか? といいつつ初めて見たような感想が入ってて、DESTINYを見つくした人には新鮮。(←また久しぶりに見たのね…)

前回同様、未放送地域ながらDVD発売前のフライング視聴。
小波さん、Mokoさん、すずしろさん、上映会Special Thanksです☆



【シンとステラ】 まずはこの2人の物語から。ここらへんになるとさすがに記憶に新しい…とはいえ、もう一年以上も経っているのね。(感慨深い…) 絵に演技がしっくり合っているせいかな、シンがさらにいやーな子に感じられます。私シンファンじゃないからお気楽なんだけど、「あなたの言う正しさがすべてじゃないってことですよ」のあとの敬礼の「では」があんまりにも子憎たらしいので、逆にウケてしまったわ。

【シンとアスラン】 営倉入りのシンと話してるアスランに、違う絵が混じってますよ。 シンの逆ギレにびっくりするところとか、うっと詰まって眉毛をぴくぴくさせるところとか…、これ新規よね? なんだこれ!と思うほど、めっさ好みなんですけど。ちょっとよだれが。じゅる。(←この言い方はかなり古いと思うが) スペエディ2ではアスランの怒りが強調されてたようなのに、ここでは本編よりもずいぶん穏やかになってるみたいです。もしかして、シンてこんなこと考えてたんだ…全然知らなかった(困惑) ってかんじなの、アスラン?

【キラとシン】 キラ撃墜シーン。感想あんまりなし。シミュレーションまでここに入っちゃって忙しいぜ!みたいな。キラ救助も医務室もないので、爆発したのに突然ぴんぴんしてます(笑) ま、アスラン視点だからね。知らなかったから、再会で泣けちゃったんだものね。

【アスランとミーアとメイリン】 たいした変更もないのに、この3人をわざわざ書くのは(2人にしないところがミソ)、私この脱走シーンが好きだからです。だって、脱走は男のロマンでない?(え、ちがう?) 追われつつ戦うヒーローって、格好良いと思うんだけど。アスランキッーク!アスラン肘撃ち!アスラン回転!アスラン横っ飛び!と見どころ満載ですよ。(映画版でも、バンバン飛び跳ねてもらいたいものです。動けよ、アスラン)
嵐の階段の演出が映画のよう。弱くてどこか人間くさい、ミーアの生き様。格納庫のシーンも、逆光使いがシブくてリアル。「殺されるくらいなら、行ったほうがいいです」は、メイリン意外と自分の意見を持ってると好感したのに、なんかただのアスランファンみたいなセリフに変わっちゃったよ。

【アスランとシンとレイ】 アスラン撃墜シーン。うわ、レイが冷たーい。格納庫のとこからもう、すっかり悪役路線だなぁ。私思うんだけど、DESTINYでキャラの運用がとくにマズイのはレイなんじゃないかと。美形だし声いいし、もっともっと魅力あふれるキャラになってもいいのでは?(悪役でも) ガンダム的には主役級のレジェンドに乗ってる人だってことすら、ときどき忘れそうになっちゃうよ…。(レイファンの人ごめん)

【アスランとキラとカガリ】 アスランお目覚めシーン。(少し前にキサカが一瞬映っただけなので、なんでいるのかやっぱりわからん(笑))   最初に見たときは、「あっカガリいる! あっ寝ちゃった。…短っ!」が感想のすべてした。(スペエディに、じみじみ味わうための「間」は存在しない)
落ちついて見ると、なかなか良いシーンだよ。苦しそうなアスランに、ハッと身を乗りだすカガリとキラ。(カガリの乗りだし具合がラブ) 微笑むキラが視界に入って、思わず涙がこぼれるアスラン。「きみ、ちゃんと生きてるって」とボケるキラ。涙を瞳にためながらも微笑むカガリ。それを見て安心して眠りにつくアスラン。こういう無言系芝居はいつも光るなぁ。うん、良いシーンだ。

【アスラン帰還】 さっきの目覚めのところから、カガリに「なにかしたかった」って言うところあたりまでの、一連の弱ったアスランのシーン。おでことか「死にたいような」とか、惜しくもカットされてる部分も結構ある…。ただ全般的には私、あの頃に感じたのと同じ気持ちで、今も見てる。そんな自分が、ああ、よかった。友達と恋人と別れて、新しい仲間とはなんだか微妙で(笑)、信じた人にはとうとう裏切られ(というかコマにされてた)。意外と本人はべつに淋しくはなかったのかもしれないけど、自分が選んだ道だからこそ辛いこともきっとある。傷ついてようやっとのことで仲間のもとへ帰ってきたアスランが、私は私は。…涙でぼやけるんだよ…。

【アスランとカガリ】 今回はどうもアスランモードになっちゃって、アスカガあんまりなくて、すまないのだが…。セリフがカットされたせいで、「謝るのは俺のほうだろ」が、前はたしかキラとのことも入っていたように思うのだけど、カガリ個人に対してのみ言ってるように聞こえますよ。(ちょっと強引?) 「守りたかったんだろ、オーブを」っていうところも、なんだか優しいアスランさん。CICで「カガリッ!!」って叫ぶときの、声の裏返りっぷりはお見事です(笑) ここ、もともと絵のほうもかなり緊迫しているしね。(いつもより白目が多くなっております)

【ラクスとアスラン】 ∞ジャスティス受領シーン。ラクスがとっても優しくなってますねぇ。やっぱ、「ラクス冷たい!」とか言われたんですかね?^^; 私も当時ブログに、それに類するようなことをチラリと書いたんだけど…。いやあれは軽い冗談で、「お体のことではありませんわ」ってのはきっと、実際距離感のあったメイリンが怪我のことを心配してるげなのとの対比で、ラクスは心の理解者として気遣う、って意味だろうと思ってたんですよ、本当は。そのあとしばらく、「ヘタにツッコむと、なんて笑えないアニメなんだ!」と一人もだえておりましたっけ。

【ユウナとアーサー】 この二人べつに何の関係もないけど、癒し系つながりで。「僕の女神ぃ!」 ユウナ節全開で今回もサイコー(笑) アーサーの「ええーっ!」も、今回やたらと聞いたような気がするよ。(セリフほとんどそれだけなのでわ^^; しかもなにが「えー!」なのかよくわからないとこもあるぞ) 二人とも、戦いばかりの殺伐としたDESTINYの世界に、お笑いの癒しをどうもありがとう。

【エンディング】 「アスラン・ザラ、ジャスティス出る!」でシメ。おおー、アスラン主役だねぇ格好良いねぇ、と素直に喜んでおく。んで、これが話題の笑顔のカガリちゃんか。かわいいねー。ドレスやっぱ透けてるねー(爆) キララク、アスカガ、シンルナのハグシーンが瞬間的に入ったりと、今回のエンディングはカップル中心「遠雷」ってそういう歌詞なの? よく聞こえないんだけど。しかしミーアはともかく、ルナマリアの顔がまともに写ってません…。(←アスカガがトップでバーンと来たので余裕の気配り)


さーて、いよいよ次は最終巻!
去年の10月に終わったはずなのに、なぜかちっとも終わらないSEED DESTINYも、とうとう真実の(3度目の)完結を迎える日がやってきます。(「以下、映画につづく」となるほうに、10000点)
スペエディ4のTV放映は、あるのかないのか?!
そのまえに、CBCで2と3の放映はあるか?(やってくださいお願いします)
映画まで期待して待とう!(いつまでよー)
by mie_tohno | 2006-10-20 21:02 | ガンダムSEEDのこと