塗仏の宴 ―宴の支度 / 京極 夏彦

文庫版 塗仏の宴―宴の支度 京極 夏彦 / 講談社

文庫(分冊じゃないほう)二冊組の、京極堂シリーズ第6弾。
とうとうここまできたー。でも話が終わってないから感想も書きにくい…って、いつもキャラの話ばかりだったわ。



せーきーぐーちー、しっかりしろー!
最初に窓が汚れていたところで、ピンときた。ああ、奥さんはとうとう実家に帰ってしまったのね。…じゃなくて、関口氏のかせぎが足りなくて、内職しても足りなくて、働きに出てるんだってー。かわいそうな奥さん。…と思っていたら、さらにとんでもないことに! とうとう自らサイコホラーの主人公のようになってしまった、作家関口。無事に元に戻ることはできるのでしょうか? たすけて京極堂!

その他の京極堂シリーズおなじみの面々も勢揃い。
木場刑事は相変わらずで、無骨なんだけど繊細で、女性には優しい。(たぶん)
榎木津探偵の出番は少なめだけど、武闘派として活躍。なんだかカッコイイなぁ、どうしたんだろ(笑)

お話しとしては、妖怪もりだくさんに加えて、催眠術霊感商法など。「大陸の妖怪研究家」多々良氏なんて人も出てきたので、京極堂がいなくてもうんちく話が聞けます(笑)
この巻では、「犯人は誰か」ではなく「殺されたのは誰か」が謎になってます。女性の登場人物は少ないので、おのずとしぼられはするんだけど…。まさかあの人が死んじゃうなんて! なんかもったいない!

さらに、薬屋尾国、霊媒師華仙姑処女、霊感少年藍童子…と、あやしい人々もぞろぞろ出てきて、さぁたいへん。肝心の京極堂の活躍は、当然のように持ち越しです。
どうなるんだろ、待てつづき!

塗仏の宴 ―宴の始末につづく(いつか)
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by mie_tohno | 2006-08-08 20:27 | 本のこと | Comments(0)