機動戦士ガンダムSEED DESTINY 1 怒れる瞳 / 後藤リウ

機動戦士ガンダムSEED DESTINY(1) 怒れる瞳

やっとこさ1巻を読みました。
ほえー。アニメのノベライズ物なんて何年ぶりだろう。(15年ぶりですが)
前作SEEDの小説も未読だし(でも買っちゃった!)、他のノベライズ作品とも比べられないんだけど、結論から言うと、とても良かった!です。なんといっても、クセのない暖かみのある文章が読みやすい。アニメの雰囲気を壊さないで、足りない心理描写を上手いこと補完しています。

通勤電車の中で本を広げてみると、うわ、いきなりキャラ&モビルスーツ紹介か! ちょ、ちょっとこれは人目のないとこで見よっと。(こそこそ) もー、いい加減あきらめればいいのに、そんなことやってるからちっとも進まないんだわ。もっとも、箱根旅行の行き帰りの新幹線で、ほとんど読めちゃったけど。やっぱ、こんなふうに紙メディアがあると、フルネームなんかがよくわかっていいなぁ。SEED放映時なんて、ちっとも覚えられなくてダメだったです。(私が)

MSのページには、ザクがザクザク! ガンダムだけでなく、ザクまでいっぱいあるなんて、そんな殺生なー。と思ったら、おおむね武器によるバージョンの違いかー。ザクっていったら、例え色が違おうが武器が違おうが、みんな「あのザク」としか認識してなかった私。固有名詞の海に溺れそうです…。

本文の最初のほうには、SEED時代についての復習も豊富で、私にはまたありがたかった。なんとー、なるほどー。そういうお話だったのか!(って、おい) 今さらながらに思い知る、なんにもわかってなかったと。でも大丈夫、今わかったら万事オッケイ!

心理描写としては、タリアさんがカガリを見る目が暖かいのがいい! そのうえ、なんとアーサーまでもが、ユウナのことでアスランに同情。こんなところにアスカガ応援隊の仲間が! タリア&アーサー株、急上昇ー!(笑) しかし、せっかくの暖かい視線にも、気づくことはない2人がせつない…。

シンだって、心の底ではオーブを信じてた。カガリに期待してた。なるほど、期待が批判を生むわけですね…深い。ささやかな交流ののち、連合軍との挟み撃ちにあって死にかけたミネルバのクルー達は、 オーブと和解することはあるんだろうか? 裏切られた憎しみが、すべて国家元首のカガリへと向かっているのが辛いです。

さてその、裏切りの実行張本人のユウナさん。アニメでは優男ながら現実的な政治家ぽく見えてた頃なのに、小説では初めからわりとぼろぼろです。周囲から、その人格を嫌われまくってます。(「キラ割れまくってます」と変換されて、ちょっと泣けた。そうなんだ、割れまくってるんだ…まだ出てないのに(笑))

アスランもユウナにジェラシーメラメラ! いやぁ、アスランも男の子だねー。同時に、こっそり優越感を抱いたりしてるのが、いいかんじ。どうやらユウナには勝ってると自負してるらしいです(笑) そうそう、アスハ家侍女のマーナさんの愚痴につきあう裏話も面白い。その調子で彼女は味方につけときなさい! カガリに指輪を渡すシーンは、アニメよりもずっと地味な印象だけど(まーあの、女の子みたいに頬を染めるビジュアルがないからね…^^;)、やっぱり微笑ましい!

そして、セイバー受領シーンにて終了。うわー、これすごくいい! 正義に燃えるアスラン、穏健派で懐の広そうな議長の下で、平和のために大活躍の予感です! シンはどこへ…。最後においしいところを持っていったのは、アスランでした。

そのうち2巻につづく
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by mie_tohno | 2005-10-16 20:23 | ガンダムSEEDのこと | Comments(0)

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