2010年 07月 11日
街 ~運命の交差点~ 特別篇@PSP
サウンドノベル好きとしては、ずーっと以前から気になってた、このゲーム。去年PSPを購入して、わりとすぐに始めたから、もうかれこれ半年以上やってた(汗) いくらなんでもそこまでボリュームがあるわけじゃなく、もともと短編オムニバスな上、さらに5日間にわかれてるから、気が向いたときにちまちま読んでました。
タイトルや実写なところから想像してた内容を、良い意味で裏切られて、面白かった~! 思ったよりコメディっぽかったのね~。かまいたちの夜に入ってたギャグ系のシナリオも大好きだったので、これはウケル(笑) とにかくキャラが立ってて、主人公は変人ばっかだし、脇役達はさらに輪をかけた変態ぶり。(←いちおうほめているつもり)
とくにお気に入りは、ヤクザの牛尾と役者の馬部が、顔がそっくりなせいで入れ替わってしまうお話。「独走最前線」とかいうドラマの撮影隊は、ヘンテコな人たちばっかり。そんななかで、骨太ヤクザの牛さんが必死に俳優をやるのが笑える~。気の弱い役者の馬さんのほうは、序盤は地味ながら、ヤクザの組長宅でぶちきれるあたりは壮快。残念だったのは、この2本のシナリオが他のものよりちょっと短いこと。ただPSP版には、ドラマのADサギ山くんの秘蔵シナリオが入ってて、ゲーム性はないものの、撮影隊ネタふたたび…で大笑い(^^♪
その次に楽しかったのは、オタク刑事の話。パソコン通信とかISDNとか、今読むと、趣のあるレトロオタクなんだよね。オタクと言えば、隠しシナリオの「青ムシ抄」のほうが、ずっとコアなオタク話。実写じゃなくて漫画絵なので、本編よりなんだかかわいい青ムシくん。「七曜会」のお話もかなりヘンでした。それを言ったら、どれもこれもヘンな話なんだけど。(←やっぱりほめているつもり)
そんなわけでかなり面白かったので、続編ではないけど同系統の「428」もプレイが楽しみ♪ それにしても、なんでいつも渋谷なのかな? また渋谷は爆発するんでしょうか?(笑)